昨晩は、副代表のJanisさんの実家に招待されて花火見物をさせて貰った！ [花火見物]
昨日（8/15）は終戦記念日で有る。
正午に1分間の黙祷をする。私は3年前に亡くなった父
を思い出した。父は戦前、旧制第一高等学校から
大阪帝大理学部物理学科に進学した、
原子核を研究していた菊池正士研究室で研究していた。
当時、理研の仁科研か阪大の菊池研しか
原子核を研究するサイクロトロンを持って居なかった。
父は軍事研究をしていた訳では無いが、
アメリカが広島、長崎に投下した原子爆弾
を新型爆弾として報道されたのを直ぐに、
原子爆弾で有ると解ったと言う。
原子核を研究していて、莫大なエネルギーが存在する事は分ったが、
アメリカがそのエネルギーを爆弾として利用するとは
費用・技術のハードルが高すぎて未だだと思っていたと言う、
後に、マンハッタン計画と知られる原爆製造計画は、
莫大な費用と研究者を使って秘密裏に行われた。
父は、仙台の陸軍工兵師団に2等兵として、徴兵される。
後に、その工兵師団はガダルカナル島
に派遣さて玉砕したと言う。
兵士達は内地に残れる父を非常に羨ましがったと言う。
父は阪大を出ている関係から、
第1陸軍航空技術研究所員として応召された。
父がガダルカナルに行っていたなら私は生まれて来なかったろう。
父は高速機用翼型の計算、四式戦闘機（疾風）の冷却機の研究で、
陸軍技術大尉で終戦を迎えた。
航空技術研究所はアメリカの主要爆撃目標となり、
何回も危ない目に合ったと言う。
牛込に住んでいたのだが、東京大空襲の時、
母は姉を抱いて、戦火を逃げ回ったと言う。
私が今此処に生きていられるのも、
両親が戦争を生き抜いて来たからであり、
何時も生かされている事に感謝して行きたい。
昨晩の写真機材：
ニコンFM3A＋カールツァイスディスタゴンT*21ｍｍF2.8ZF
ニコンD5000＋AF-SDXニッコール35ｍｍF1.8G
ニコンD300+AF-Sニッコール50ｍｍF1.4G
AFDXフッシュアイニッコール10.5ｍｍF2.8G ED
ニコン スピードライト SB-400
三脚：ベルボン ネオカルマーニュ640、ベルボン ウルトラマックス-i
カメラバッグ：ハクバ イリアスカメラケースS、f.64カメラバッグ
夕方妻が行き付けのN美容院に浴衣の着付に行き、
Janisさんの実家に始めてお邪魔した。11Fからの展望は素晴らしく、
ご馳走に成った後、花火を写真で撮影した。
Janisさんのお父様のお話も聞けて楽しい夜を過せた。
お招き頂き有難う御座います！！
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MDI SATOH
上に掲げた写真はニコンD300＋AF-Sニッコール50ｍｍF1.4Gで撮影、
ISO3200.もっと焦点距離の長い望遠レンズ
（AF-S 300ｍｍF4D、AF-SVR70-200ｍｍF2.8G等）
を持っていくべきだった。
タグ：花火見物
う〜む、当時の日本の科学力の高さがうかがえます。
「よく分からないけど凄い新型爆弾」と考えていたのだと思っていました。
by えがみ (2010-08-17 01:30)
えがみ様、お早う御座います！
毎日蒸し暑いですね！
敗戦で進駐軍がサイクロトロンを東京湾に廃棄したと聞きます。サイクロトロンでは原爆は作れないのですが、
日本に原子核の研究をさせない様に考えたのだと思います。
然し、今ではご存知の様に、筑波に、理研和光研に巨大な加速器が建設されています。
当時、ウラン238（99.2745％）の他、極微量（0.72％）しか存在しない核分裂を起こすウラン235を濃縮する技術が日本には存在しなかったし、
北朝鮮、イランが持っている、遠心分離機を使った
ウラン235濃縮技術に日本は絶対に手をかしては成らないと思います。
ただ、原子炉に寄って、生成するプルトニウムを悪用すれば、Pu型原爆が出来てしまうのですが・・・
by MDISATOH (2010-08-17 05:44)
えがみ様、
追記しますが、ご存知かと思いますが、医学検査用に
使われるPET（ポジトロン・エミッション・トモグラフィー
；ポジトロンCT）に使われるRI（ラジオアイソトープ）は、
インハウスサイクロトロン（小型のサイクロトロン）で作られます。
by MDISATOH (2010-08-17 05:53)